大阪大学大学院工学研究科の山内和人教授、松山智至助教、北海道大学電子科学研究所の西野吉則教授、理化学研究所放射光科学総合研究センターの石川哲也センター長、矢橋牧名グループディレクターらの研究グループは、X線用の高精度形状可変鏡(図1)を開発し、X 線ナノビーム※3の集光スポットサイズを自由自在に制御することに世界で初めて成功しました。
この可変鏡を利用し、実験セットアップを変えることなく、形状可変鏡を変形させるだけで、ほぼ回折限界※4である108~1434 nmの大きさの異なる集光ビームの形成を実証しました。