緑色蛍光体の開発により液晶テレビ用バックライトの色再現域の向上に成功 [物質・材料研究機構 ]

国立研究開発法人物質・材料研究機構 (以下NIMS) 機能性材料研究拠点の広崎尚登フェローと、シャープ株式会社 (以下シャープ(株)) 研究開発事業本部の和泉真室長、吉村健一研究員からなる研究チームは、8Kテレビに適した白色発光ダイオード (LED) の試作に成功しました。LEDを構成する緑色蛍光体の発色を改良することにより、赤、緑、青の光の三原色の鮮やかさが向上し、8K放送の目標色域の90%を達成しました。8K放送の色のきれいさを十分に再現できる色域であり、現行の液晶テレビと同じ蛍光体LED方式でのバックライトの実用化にメドがたちました。

http://www.nims.go.jp/news/press/2017/02/201702200.html

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