「この先注意して!」 見えない先をIoT対応「見守り自販機」が“つぶやき”ます [情報通信研究機構]

NICT ソーシャルイノベーション推進研究室は、アサヒ飲料株式会社(代表取締役社長: 岸上 克彦)と共同で、「見守り」「交通安全」「観光」等のリアルタイムな地域情報をマルチホップ中継しながら発信もできる(“つぶやく”)IoT対応「見守り自販機」の実証実験を、墨田区を中心としたエリアで6月から順次実施します。
NICTは、2016年度にWi-SUN、Wi-Fi、BLEを融合活用するビーコン通信型地域IoT無線サービスプラットフォームを開発し、今回、アサヒ飲料(株)の協力を得ることで、実際の自動販売機拠点を活用した地域IoT無線ネットワークの構築とフィールド実証実験が可能になりました。街に遍在する自動販売機を利用することにより、無線拠点の密な展開に必要な時間やコストの問題が解決され、地域コミュニティにとって低コストで有益な、リアルタイムでの情報共有を可能とする地域インフラになると期待されます。
また、2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックに向けて多くの外国人観光客を迎えるに当たり、IoT対応自動販売機が設置された店舗やそのエリアに固有のリアルタイムな観光情報を、近隣に配信する新たなIoT無線サービスの創出も期待できます。

http://www.nict.go.jp/press/2017/05/23-2.html

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