株式会社日立製作所(執行役社長 : 中西 宏明/以下、日立)は、このたび、災害現場などすぐに人が立ち入ることが出来ない環境下において、現場の状況を把握し、その後の復旧や救助を迅速に進められるためのシステム「調査モニタリングシステム」を開発しました。
本システムは、現場の図面など二次元マップの情報をもとに、VHF帯*1の無線を利用して遠隔操作する3台のロボットにより得た現場の各種センサ情報を、「空間台帳」のデータに対しに更新することで、災害現場の状態マップを作成していきます。本システムにより作成されたマップにより、災害現場の状況が詳細に把握できるほか、その後の復旧に向けた作業計画の作成やロボットによる復旧作業の実現などに活用できます。