誤差数センチの日本版GPS、ASEANで実証へ [NEDO]

NEDOは、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域において、日本の測位衛星、準天頂衛星初号機「みちびき」を活用した高精度の測位システム「準天頂衛星システム(QZSS※1)」の実証事業に着手します。

QZSSは、既に普及している米国の全地球測位システム(GPS※2)等を補強することで誤差数cmという世界最高精度の測位を可能にする“日本版GPS”です。2010年に準天頂衛星初号機の「みちびき」が打ち上げられ、国内での実証例はありますが、海外では十分な精度評価と利用実証が行われていません。

NEDOは、海外における初の利用実証として、経済の発展に伴って高精度なカーナビや自動運転システム、防災シ ステムなどの需要拡大が見込まれるASEAN地域で実証を行うことで、QZSSの利用が可能なアジア・オセアニア地域における日本企業のビジネス展開を後 押しします。

 

http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100280.html

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