宇宙線を用い福島第一原子力発電所の燃料デブリの状態を測定する装置を開発  [東芝]

 株式会社東芝(以下、東芝)と技術研究組合国際廃炉研究開発機構(以下、IRID)は、福島第一原子力発電所向けに、宇宙から降り注ぐ宇宙線ミュオン注1を用い燃料デブリの位置や性質を測定する装置を開発しました。本装置により、約30cm単位で原子炉圧力容器内の状態を把握できます。今後、測定試験、据付工事を経て、2015年度中に福島第一原子力発電所2号機で測定を開始します。
 今回の装置は、資源エネルギー庁の補助事業「原子炉内燃料デブリ検知技術の開発」の一環として開発したものです。

http://www.toshiba.co.jp/about/press/2015_03/pr_j2701.htm

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