マスプロ電工は、東北大学、中央電子と共同開発をしてきた、ミリ波パッシブ探知装置PLOT DETECTOR(プロットディテクター)を2012年3月5日より受注開始します。PLOT DETECTORは、人や金属、液体、粉末など全ての物体から常時放射されるミリ波※2(熱雑音)を受信し、ミリ波の強弱により、人や物体の外形をリアルタイムに画像化し、人が隠し持っている金属や液体、粉末状などの不審物を探知する装置です。
平成22年7月の成田国際空港における実証実験を経て、性能面の向上と、製造体制の確立を行い、国内初のミリ波を利用したボディスキャナーを製品化しました。
マスプロ電工は、地上デジタル放送移行後の新たな成長展開として、セキュリティー分野への参入に数年前から着手しています。受注開始により、ミリ波パッシブ探知装置を、空港、港湾などの施設に向けて積極的に提案し、安全で安心な住みやすい社会を実現していきます。