全コンテナ船に海上ブロードバンド通信装置を導入へ [日本郵船]

日本郵船株式会社

当社は、このたび航海中の二酸化炭素(CO2)削減のため、コンテナ船全船に海上ブロードバンド通信装置を順次導入することを決定しました。

海上ブロードバンド通信については、2010年10月から各種船舶での実証実験を開始し、継続的に研究してきました。同通信装置の導入により、当社がコンテナ船で進めている最適経済運航プロジェクト”IBIS(INNOVATIVE BUNKER&IDLE-TIME SAVING)プロジェクト”の船陸間通信をリアルタイム化・大容量化し、「詳細な気象情報・海流予測情報の本船上の入手」、「運航データの自動送信や陸上での運航状況のモニタリング強化」、「陸上担当者と本船間の情報共有・意思疎通の迅速化」などが可能となり、CO2削減に必要な様々な大容量データがリアルタイムに得られることが分かりました。このため当社は実証実験を完了し、IBISプロジェクト推進のため、コンテナ船全船に順次導入し、さらに自動車運搬船、バルカー、タンカー、LNG船などにも導入していきます。

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