NEDOと技術研究組合光電子融合基盤技術研究所(PETRA)は、大容量LSI用光インタフェースに向け、大容量LSI周辺に先に開発したシリコンフォトニクス技術を用いた世界最小5mm角の超小型光トランシーバ(光I/Oコア)を搭載した実装ボードと大容量LSIと光I/Oコア間のデータ伝送で課題となっていた信号の反射、減衰をマネジメントする高速伝送技術を新たに開発、チャンネルあたり25Gbpsの高速伝送を実現しました。
この技術を基に、大容量LSI間の接続において消費電力を従来比1/3以下に抑えながらボード全体で最大2.4Tbpsの大容量伝送の実証試験を進めることにより、サーバなどの情報通信機器の小型化、省電力化、高速化とともに省エネかつコンパクトなデータセンタの実現が期待されます。