NECは、内閣官房へ「共通発行管理システム」を提供しました。本システムは、マイナンバーカード(ICカード)内のICチップの空き領域を利活用し、府省(中央省庁)における国家公務員などの身分証明機能をマイナンバーカードに付与するとともに、身分証の発行管理を統一化するシステムです。
本システムは、マイナンバーカード内のICチップの空き領域を府省で活用する初めての事例であり、本年4月より利用が開始されました。
本システムは、すべての府省で共通的に利用可能で、マイナンバーカードに国家公務員用のアプリケーションとして、職員を識別するための情報などを登録することで、庁舎等の入館証として利用可能にするものです。これにより、システムの運用管理が一元化できるなど、運用管理コストの低減を実現します。