転写分子の渋滞を発見 [理化学研究所]

理化学研究所(理研)生命システム研究センター細胞動態計測研究グループの藤田恵介特別研究員、柳田敏雄グループディレクターらの研究チームは、転写分子がDNAに沿って動き、遺伝情報を読んで(転写して)いるところを1分子イメージング法で直接見ることに成功しました。さらに、複数の転写分子がDNAに沿って動くとき、高速道路の渋滞と同じような渋滞が起こり、その渋滞がひどくなったり緩和したりする“ゆらぎ”がDNAの転写頻度のゆらぎとなることを明らかにしました。このことは、転写分子の渋滞が細胞個性[1]を作り出していることを示唆しています。
http://www.riken.jp/pr/press/2016/20161207_2/

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