東京大学 医科学研究所の中内 啓光 教授(スタンフォード大学 教授兼任)、山口 智之 特任准教授らの研究チームは、多能性幹細胞注1)のキメラ形成能注2)を利用した「胚盤胞補完法注3)」により、膵臓欠損ラット体内にマウス多能性幹細胞由来の膵臓を作製した。さらにこのマウス膵臓から膵島を分離し、糖尿病モデルマウスに移植したところ、移植直後の5日間を除き、免疫抑制剤無しで1年以上にわたって正常血糖値を維持させることに成功した。
東京大学 医科学研究所の中内 啓光 教授(スタンフォード大学 教授兼任)、山口 智之 特任准教授らの研究チームは、多能性幹細胞注1)のキメラ形成能注2)を利用した「胚盤胞補完法注3)」により、膵臓欠損ラット体内にマウス多能性幹細胞由来の膵臓を作製した。さらにこのマウス膵臓から膵島を分離し、糖尿病モデルマウスに移植したところ、移植直後の5日間を除き、免疫抑制剤無しで1年以上にわたって正常血糖値を維持させることに成功した。