セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:中山泰男)は、被災地支援や大規模イベント警備において、機動力を活かしたリアルタイムな情報収集・情報提供・現場指揮を可能にする車両型の「オンサイトセンター(移動式モニタリング拠点)」をこのたび開発しました。
東日本大震災をはじめ、昨年4月の熊本地震や今年7月に発生した九州北部豪雨災害など、日本国内では広域災害が頻発しており、それとともに被災地におけるセキュリティニーズが高まっています。
そうしたなかセコムでは、昨年12月から「セコム災害支援プロジェクト」を開始し、被災地において行政や災害ボランティア団体を通じ、セコムグループの技術・ノウハウを活かしたさまざまな被災地支援を展開してきました。
オンサイトセンターは、被災地支援を展開するために、これまで培ってきた技術力・ノウハウをもとにセコムが独自に開発したものです(民間防犯として日本初)。車両内部には、「仮設カメラ」や「ウェアラブルカメラ」「車載カメラ」の映像など、さまざまな情報を表示するモニタリング画面を搭載。広域災害の被災地に入り、避難所や災害対策本部で求められるセキュリティニーズに基づき、情報収集や状況確認を行います。そして、それらの情報を避難所・災害対策本部にリアルタイムに提供するなどして、被災地支援を展開して参ります。
https://www.secom.co.jp/corporate/release/2017/nr_20170830.html