銀河団も太陽も化学組成は同じだった ~高温ガスが語る超新星爆発の歴史~ [JAXA]

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)を中心として国際協力により開発されたX線天文衛星ASTRO-H(ひとみ)搭載の軟X線分光検出器(SXS)による観測結果から、ペルセウス座銀河団中心部の鉄属元素の組成比は太陽のものと同じであることが明らかになりました。従来、銀河団の高温ガスの元素組成比は太陽の値とは異なると言われており、これを覆す結果です。本研究成果から、太陽の元素組成は、現在の宇宙の平均的な化学組成であることが示唆されます。また、鉄属元素の主要生成源であるIa型超新星爆発の性質にも制限を与える結果です。

http://www.jaxa.jp/press/2017/11/20171114_hitomi_j.html