地域気候変動を理解する新評価手法の開発 [理化学研究所]

理化学研究所(理研)計算科学研究機構複合系気候科学研究チームの足立幸穂研究員、富田浩文チームリーダーらの研究チーム※は、将来の地域気候をより正確に理解するための新しい評価手法を開発しました。この手法を用いることで、「地球全体の平均的な状態の変化」(以下、「平均的な気候変化」)と「台風や温帯低気圧などの気象擾乱の発生個数・強度および通過経路の変化」(以下、「気象擾乱の質的変化」)のどちらが地域の気候変動に大きな影響をおよぼすかを定量的に評価することが可能となります。これらを理解することにより、的確な適応策を検討することができ、水資源の確保や豪雨災害等に対する防災・減災につながることが期待できます。

http://www.riken.jp/pr/press/2017/20171220_1/

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