南海トラフで発生する浅部超低周波地震と浅部スロースリップは 共通のプレート境界断層滑りによる現象 [海洋研究開発機構]

国立研究開発法人(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という。)地震津波海域観測研究開発センターの中野優特任技術研究員らは、南海トラフ付近に展開されている地震・津波観測監視システム(※1、以下「DONET」という。図1)の広帯域地震計データから浅部超低周波地震(※2、図2)を解析し、その震源および断層面解の詳細な推定を行いました。さらに、同じ時に発生した浅部スロースリップ(※3)の長期孔内観測システム(※4)による観測データとの比較を行った結果、浅部超低周波地震とプレート境界での浅部スロースリップが共通の断層滑りによる現象であることを明らかにしました。
http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20180314/

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