被災地の医療従事者が必要としている情報を調査 [ファイザー]

ファイザー株式会社

日本トラウマティック・ストレス学会(会長:前田正治)とファイザー株式会社(代表取締役社長:梅田一郎)は、東日本大震災の被災地に向けた支援のひとつとして、2011年7月から被災者へのPTSD(Post-traumatic Stress Disorder:心的外傷後ストレス障害)の治療を支援することを目的とした、「東日本大震災 こころのケア支援プロジェクト」を展開しています。

本プロジェクトでは、日本トラウマティック・ストレス学会とファイザー株式会社が共催で(後援:日本医師会、国立精神・神経医療研究センター)岩手県、宮城県、福島県のそれぞれの被災地において、トラウマケア(PTSD、うつ病など)の病態、診断、治療について医療従事者を対象に昨年から合計7回の講演会を実施しています。

今回、岩手県、福島県で医療従事者が必要としている情報に関して調査を実施したところ、被災地における医療従事者のニーズに違いがあることが分かりました。岩手では不眠や認知行動療法など、より具体的なケアに関心が集まり、福島では放射能によるストレス、さらに子供のPTSDについて関心が高いという結果となりました。

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