テレビ映像を携帯電話で撮影するだけで情報の取得を可能にする新しい通信技術を開発 [富士通研究所]

株式会社富士通研究所

株式会社富士通研究所は、映像を媒介した新たな情報通信技術を開発しました。テレビやデジタルサイネージの映像の中に、人間の目にはわからない通信情報を埋め込むことで、従来は困難であった映像と携帯電話間での通信を実現しました。従来技術では、受信用の専用機器が必要であったり、ノイズを映像に埋め込むために画質が劣化するという課題がありました。本技術により、たとえば広告主があらかじめテレビのコマーシャル(以下、CM)に情報を埋め込んでおき、視聴者がテレビ画面を携帯電話で撮影するだけで、CMに関連したクーポンやサイトのURLなどの情報を取得することができます。その他、電子商取引、放送と通信の融合、秘匿通信など幅広い分野での利用が期待されます。

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