2012 年 5 月にマルウェア Flame が発見されたことで、これまでになく複雑なこのサイバー兵器の実態が明らかになりました。発見当初は、Stuxnet と Duqu の開発チームが Flame の開発にも関与していたという確固たる証拠はありませんでした。Flame と Stuxnet / Duqu の開発アプローチも異なっていたことから、一旦は、これらのプロジェクトは別々のチームにより実行されたものであると結論付けられました。しかしながら、Kaspersky Lab のエキスパートによるその後の詳細な分析により、少なくとも開発の初期段階には、これらのチームが手を組んでいたことがわかってきました。