Kaspersky Lab は先日、国家主導で開発された高度なサイバースパイ型ツールキット「Gauss」を発見したことを発表しました。Gauss はブラウザのパスワード、オンラインバンキングのログイン情報、感染マシンのシステム設定データを主とした多くの情報を詐取する機能を備えています。Kaspersky Lab のエキスパートは、Flame との共通点を特定することにより Gauss を検知しました。2012 年 5 月後半以降、Kaspersky Lab のクラウドベースのセキュリティシステムにより、2,500 件以上もの感染が報告されています。また、感染の大半は中東で発生しています。