スマートメータ用無線機の相互接続試験に成功 [NICT]

独立行政法人 情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長: 宮原 秀夫)は、スマートメータ用無線標準規格(米国IEEE802委員会にて2012年3月に策定)に準拠した上で開発した小型・省電力「無線機」を用いて、同じ用途で異なる企業(アナログ・デバイセズ株式会社及び株式会社村田製作所)により開発された無線機との間で相互接続試験を実施した結果、想定通りのデータ中継・収集が行われること(相互接続性)を確認しました。異なるメーカーの無線機同士の相互接続性の確立・実証のためには、適切な試験項目が設定され、両無線機でこれらを満足することが前提とされますが、今回、NICTは、物理層MAC層に関してそれぞれ試験項目を提案し、本成果を上げました。本試験項目は、NICTがプロモータメンバとして寄与する規格認証団体Wi-SUNアライアンスでも議論されており、スマートメータ用無線の普及化を促進する重要な要素の一つとなっています。

http://www.nict.go.jp/info/topics/2012/09/announce120921.html

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