世界各国の政府・外交機関を標的とした高度なサイバースパイ活動「レッドオクトーバー」を特定 [カスペルスキー]

Kaspersky Lab は、5 年以上にわたり複数の国の政府・外交機関および科学研究所を標的とした謎のサイバースパイ活動に関する新たな調査報告書を公開しました。この活動は、主に東ヨーロッパ、旧ソ連、中央アジア諸国を標的としていますが、西ヨーロッパや北米を含む世界各国で攻撃が確認されています。攻撃者の主な目的は、侵入した組織からの機密文書収集であり、これまでに地政学的な機密情報、機密システムへのログイン情報、および個人の携帯機器やネットワーク機器内のデータが被害にあっています。

世界各国の外交機関のコンピューターネットワークへの攻撃が立て続けに発生したことを受け、2012 年 10 月、Kaspersky Lab の専門チームが調査を開始しました。同調査では、このサイバースパイ活動に関与する大規模ネットワークを発見し、分析が行われました。Kaspersky Lab は、この通称「レッドオクトーバー作戦」(短縮して「Rocra」と呼ぶ)が2007 年から活動しており、2013 年 1 月現在も依然、活動を続けていることをお知らせします。

http://www.kaspersky.co.jp/news?id=207585699

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