Muse細胞及び分離方法に関する基本的な特許が成立 [NEDO]

NEDOのプロジェクトにおいて東北大学の出澤教授のグループが発見した、ヒトの生体内に存在する多能性幹細胞(Muse細胞)と、このMuse細胞を生体組織から分離する技術に関する特許が、日本国内で成立しました。 Muse細胞は、あらゆる組織に分化することが可能な多能性幹細胞であり、その能力により、体内の様々な損傷部位を修復することが確認されています。また、すでにヒトに移植が実施されている骨髄や間葉系幹細胞の一部に含まれていること、遺伝子導入や化合物添加などの誘導操作を必要とせずに分離できることなどから、安全性について一定の実績を有しています。 本特許を活用することで、今後、Muse細胞の再生医療等への実用化が進展することが期待されます。

http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100177.html

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