悲しい音楽はロマンチックな感情ももたらす [理化学研究所]

理化学研究所(理研、野依良治理事長)と東京藝術大学(宮田亮平学長)は、悲しい音楽は悲しみだけでなくロマンチックな感情をも聴き手にもたらし、また、その作用が音楽経験の有無に関係なく引き起こされることを実証しました。この成果は、「聴いた音楽を悲しい音楽と判断すること」と「音楽を聴いて実際に悲しみを体験すること」が別であることを示しており、なぜ私たちが悲しい音楽をあえて聴くのか、について考える重要な手がかりとなります。これは、理研脳科学総合研究センター(利根川進センター長)情動情報連携研究チームの岡ノ谷一夫チームリーダー、川上愛ジュニアリサーチアソシエイト(現客員研究員、JST ERATO岡ノ谷情動情報プロジェクト研究員)、東京藝術大学美術学部 古川聖教授らによる共同研究グループの成果です。

http://www.riken.jp/pr/press/2013/20130524_1/

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