微生物燃料電池の廃水処理性能向上、実用レベルに [NEDO]

NEDOの基盤技術開発プロジェクトに取り組んでいる、渡邉一哉東京薬科大学教授らのグループは、微生物を利用した創電型の廃水処理に適した微生物燃料電池装置を開発、実験室サイズの装置(容積約1リットル)を用いた模擬廃水処理実験により、従来方式の廃水処理法である活性汚泥法と同等の処理速度を確認しました。この実験結果は、微生物燃料電池の廃水処理性能が実用レベルに達したことを示すものです。

本事業の成果により、汚濁廃水中の有機物から電気エネルギーが回収されるだけでなく、活性汚泥法よりも少ないエネルギーでの処理が可能となることから、まったく新しい創電型の廃水処理に繋がることが期待されます。

http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100197.html

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