暗号化したまま検索が可能な秘匿検索技術を開発 [富士通研究所]

株式会社富士通研究所(注1)は、暗号化された文字列データを暗号化したまま検索することができる秘匿検索技術を開発しました。事前の検索キーワードの登録が不要で、暗号化された文字列データから任意の文字列を検索することが可能です。

今回、機密データを秘匿しながら演算できる準同型暗号(注2)をベースに、すべての文字列データに対して、暗号化された検索キーワードが一致するかどうかを高速に一括判定する方式を、新たに開発しました。これにより、16,000文字の検索が1秒で可能となります。

本技術では、文字列データや検索キーワードだけでなく、検索がヒットしたかどうかも秘匿するため、アウトソーシングで機密データの検索を安全に行うことができます。特にDNA・生化学・医療・教育など、プライバシー性の高い情報を暗号で安全に守りながら検索可能となります。

http://pr.fujitsu.com/jp/news/2014/01/15.html

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