理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、光合成を行う微生物「ラン藻」の遺伝子を改変し、バイオプラスチックの1種「ポリヒドロキシ酪酸(PHB)[1]」の生産量を通常のラン藻に比べて約3倍増加させることに成功しました。これは、理研環境資源科学研究センター(篠崎一雄センター長)代謝システム研究チームの小山内崇客員研究員(JSTさきがけ専任研究者)、平井優美チームリーダーと酵素研究チームの沼田圭司チームリーダー、統合メタボロミクス研究グループの斉藤和季グループディレクター、及川彰客員研究員(山形大准教授)らの研究グループの成果です。