ゲノム上の遺伝子制御部位の活性を測定し正常細胞の状態を定義 [理化学研究所]

理化学研究所(理研、野依良治理事長)が主催する「FANTOM[1]」は、第5期のプロジェクトとして、正常な細胞を含む各種細胞や組織を収集し、それらのゲノムに存在するゲノムDNAからRNAへの書き写しをコントロールする遺伝子配列を網羅的に解析しました。これにより、遺伝子近傍にある「プロモーター(遺伝子近位制御部位)[2]」約185,000個、遺伝子遠方にある「エンハンサー(遺伝子遠位制御部位)[3]」約44,000個の活性をさまざまな細胞で測定しました。本研究では、理研予防医療・診断技術開発プログラムの林崎良英プログラムディレクター、川路英哉コーディネーターと、理研ライフサイエンス技術基盤研究センター(渡辺恭良センター長)機能性ゲノム解析部門のピエロ・カルニンチ部門長、同センターゲノム情報解析チームのアリスター・フォレストチームリーダーらが中心的な役割を果たしました。

http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140327_1/

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