太陽電池の接合界面に相競合状態を持たせ光電変換効率を向上 [理化学研究所]

理化学研究所(理研、野依良治理事長)と東京大学(濱田純一総長)は、強相関電子系[1]酸化物と半導体という異種材料のヘテロ接合[2]の界面に相競合状態[3]を 持たせた太陽電池を作製し、強相関電子系酸化物の化学組成などを調整すると、磁場によって太陽電池の光電変換効率を変化可能であることを発見しました。ま た、このような磁場依存性を示す接合は、それ以外の接合に比べ光電変換効率が高いことを明らかにしました。これは、理研創発物性科学研究センター(十倉好 紀センター長)強相関界面研究グループの川﨑雅司グループディレクター(東京大学大学院工学系研究科教授)、盛志高研究員、中村優男上級研究員、牧野哲征 研究員と、強相関理論研究グループの小椎八重航上級研究員らの共同研究グループによる成果です。

http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140801_1/

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