温室効果ガス排出量推定、見直しの可能性を示唆 [海洋研究開発機構]

独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 平朝彦、以下「JAMSTEC」という)地球表層物質循環研究分野のプラビール・パトラ主任研究員らは、活性酸素の一つであり、温室効果ガス(※1)や大気汚染物質の大気中での寿命に大きな影響力を持つ「水酸基ラジカル」(※2)の南北半球における大気中濃度の比率について、独自に開発した化学輸送モデル(※3)と高精度かつ広域な最新の地表観測ネットワーク、航空機観測から得られたデータを用いて総合的に評価しました。水酸基ラジカルについて、大気中濃度を測定するための様々な評価手法が考案されてきましたが、このような多面的な手法を用いた評価は、世界で初めての試みです。

http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20140911/

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