巨大ブラックホールが支配する「AGNエンジン」の解明へ [理化学研究所]

理化学研究所(理研、野依良治理事長)と東京大学(濱田純一総長)は、巨大ブラックホール[1]へのガスの流入量が少ない時には、ガスの重力エネルギーを放射に変換する機構である「AGNエンジン[2]」の効率が悪く、放射量(エンジン出力)の変動が穏やかなのに対し、流入量がある一定値を超えると、激しく出力が変動する効率のよい別系統のエンジンが働き始めることを発見しました。これは、理研仁科加速器研究センター(延與秀人センター長)玉川高エネルギー宇宙物理研究室の野田博文基礎科学特別研究員と東京大学大学院理学系研究科物理学専攻の牧島一夫教授(理研グローバル研究クラスタ 宇宙観測実験連携研究グループ グループディレクター)を中心とする共同研究グループによる研究成果です。

http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140918_1/

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