小脳から大脳への出力形成メカニズムを解明 [東京都医学総合研究所]

小脳(※1)は後頭部の奥深くにあり、大きさでは大脳に次いで2番目ですが、中に詰め込まれた神経細胞の数では大脳を大きく上回り、極めて高度な情報処理 が行われていると考えられています。機能的には大脳と連携して、身体を思い通りに動かすために必須の役割を果たしています。小脳の障害に伴いさまざまな運 動失調(※2)が現れることは100年以上前から知られていましたが、複雑な小脳の神経回路がその機能を実現する仕組みは未解明のままでした。特に小脳で の情報処理の結果を、大脳に送り返すための出力形成メカニズムが大きな謎であり、数十年来の論争が続いていました。

http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2014/10/20oa6100.htm

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