オゾン層破壊をもたらす大気中の塩化水素が北半球で近年 [国立環境研究所]

フロン類の規制により、オゾン層破壊の元となる成層圏大気中の塩素総量は1990年後半から世界的に減少していると報告されています。

 東北大学、国立環境研究所を含むベルギー他8カ国のメンバーによる研究グループは、国際的なネットワークを構成して観測を行っているフーリエ変換型赤外分光計*1(FTIR)を用いた地上観測および人工衛星観測により、オゾン層破壊をもたらす塩化水素(HCl)濃度が北半球下部成層圏で2007年以降増加していることを発見しました。

http://www.nies.go.jp/whatsnew/2014/20141106/20141106.html

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