世界最高感度かつ最大画素数の室温動作テラヘルツカメラの開発に成功 [NEC]

NECは、独立行政法人 情報通信研究機構(理事長:坂内 正夫、以下NICT)の委託研究(注1)により、テラヘルツ(THz、注2)アレイセンサの新画素構造を開発し、0.5~0.6THz付近において、当社比約10倍の最小検知パワーの向上を実現しました。 また、NECは今まで画素数320×240のアレイセンサを搭載したTHzカメラを製造・販売しておりますが、今回4倍の画素数の640×480アレイセンサの製造技術を開発し、同アレイセンサを搭載したカメラを開発しました。この画素数は、THzの周波数領域では世界最大の画素数です。
さらに、隣り合うピクセル同士をまとめる4×4のピクセルビニング処理により信号雑音比を更に4倍に向上させ、新画素構造の効果と合わせて最小検知パワーを約40倍に向上し、室温動作の2次元アレイセンサ(注3)としては同周波数領域で世界最高感度を実現しました。

http://jpn.nec.com/press/201411/20141111_01.html

error: Content is protected !!
上部へスクロール