光の任意の偏光状態を磁性体に書き込み・読み出すことに成功 [科学技術振興機構]

九州大学 大学院理学研究院の佐藤 琢哉 准教授と東京大学 生産技術研究所の志村 努 教授、飯田 隆吾 博士(研究当時大学院生)は、フリードリッヒ・アレクサンダー大学 エアランゲン・ニュルンベルグ(ドイツ)の樋口 卓也 博士、チューリッヒ工科大学(スイス)のマンフレッド・フィービッヒ 教授と共同で、光パルス注1)の任意の偏光状態注2)を磁性体の磁化振動注3)モードとして転写し、それらを情報媒体として書き込むことに成功しました。また、時間的に遅れて照射された別の光パルスを用いて磁化振動モードを読み取り、元の偏光状態の情報を失うことなく読み出すことに成功しました(図1)。この成果は、光が持つ偏光自由度を用いた多重度・偏光メモリーの研究開発につながることが期待されます。

http://www.jst.go.jp/pr/announce/20141118-2/index.html

error: Content is protected !!
上部へスクロール