ホヤ幼生の感覚神経が作られる仕組みを解明 [産総研]

独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)バイオメディカル研究部門【研究部門長 近江谷 克裕】脳機能調節因子研究グループ 大塚 幸雄 主任研究員と国立大学法人 大阪大学大学院 医学系研究科 岡村 康司 教授、国立大学法人 東北大学大学院 医学系研究科 勝山 裕 講師は、海のパイナップルと呼ばれているホヤの 感覚神経がヒトの目や耳などの感覚器とほとんど同じ仕組みによって作られることを明らかにした。これは、ホヤと脊椎動物の祖先が分かれた約5億年前にさか のぼる感覚器の進化の謎を解く重要な成果であり、ホヤが脊椎動物の感覚器の形成過程を研究するための単純なモデル系であることを示した。この成果は、今後 ヒトの先天的な感覚器の障害が発症する仕組みを解明することにもつながると期待される。

http://www.aist.go.jp/aist_j/new_research/nr20141118/nr20141118.html

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