国内5地点におけるビタミンD生成・紅斑紫外線量準リアルタイム情報の提供開始 [国立環境研究所]

国立環境研究所と東京家政大学の研究チームは、日々の生活に必要なビタミンD*1を日光浴によって摂取するために必要な時間を、顔と両手の甲を露出させた条件で計算しました。その結果、成人が健康な生活を送るのに必要なビタミンDを体内で生産する*2ために必要な日光浴の時間は、冬の12月の晴天日正午の札幌、つくば、那覇について、それぞれ139分、41分、14分と見積もられました。一方、皮膚に有害な影響を及ぼし始める時間は、その約2~3倍である227分、98分、42分と見積もられました。従って、特に冬季の北日本では、健康のためには積極的に日光浴することに加え、ビタミンDの補充が必要と考えられます。本研究成果は、日本ビタミン学会の機関誌「ビタミン」に掲載されました。
またこの計算結果を踏まえ、国内5か所における日光浴推奨時間に関する情報を、11月27日(木)から研究所のウェブサイトで公開を始めました。

 

http://www.nies.go.jp/whatsnew/2014/20141127/20141127.html

 

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