Muse細胞を用いたヒト3次元培養皮膚が実用化へ [NEDO]

NEDOは、東北大学、(株)Clio等のグループとともに、Muse細胞から皮膚のメラニン色素を産生するヒトのメラニン産生細胞を安 定的に調製する方法を開発し、ヒト3次元培養皮膚を作製する実用化可能な技術を確立しました。(株)Clioは今回確立した技術をDSファーマバイオメ ディカル(株)にライセンスし、同社がヒトMuse細胞由来のメラニン産生細胞を組み込んだ3次元培養皮膚の安定的な製造技術を開発することで、医薬品・ 化粧品等の開発におけるスクリーニングや製品性能検証等用途に用いるキットの販売開始に至りました。
これにより、医薬品や化粧品などの開発において動物実験を用いず、ヒトの皮膚により近い培養皮膚を用いることで、医薬品や化粧品等による白斑症等の副作用や、化粧品による美白効果の検証が可能になることが期待されます。

http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100337.html

error: Content is protected !!
上部へスクロール