Kaspersky Lab のグローバル調査分析チーム(Global Research and Analysis Team:GReAT)※1は、2015年のサイバー犯罪の傾向を次のように予測しています。
まず第一に、金融機関を狙ったサイバー犯罪が増加するでしょう。これまで金融機関の利用者がセキュリティの弱点として標的になっていましたが、今後は、銀行自体を対象とした高リスクの標的型サイバー攻撃が増えると見ています。さらに、ATMから直接現金を引き出す新たなマルウェアも多く開発されるでしょう。
個人情報が盗まれる被害がさらに拡大し、Apple端末のセキュリティに対する懸念が高まる可能性もあります。
インターネットに接続したさまざまな機器に対する新たな脅威が出現し、サイバー犯罪者がネットワークプリンターなどを悪用して、企業のネットワークに侵入することが予測されます。
http://www.kaspersky.co.jp/about/news/virus/2014/vir12122014