過去50年間にわたる全国湖沼の漁業資源量の変化を解明:魚食性外来魚の侵入により資源量が減少 [国立環境研究所]

国立環境研究所は、農林水産省の調査によって収集・蓄積されている漁獲統計データを用いて、全国23湖沼における過去50年間の資源量の変化を明らかにしました。その結果、近年多くの湖沼で資源量が減少していること、また、資源量の減少や不安定化を引き起こす人為的な要因のうち、魚食性外来魚の侵入の影響が大きいことが示されました。本研究は、湖沼の資源量の現状と傾向を定量的に明らかにした初めての研究であり、今後の資源管理や湖沼生態系管理に活用されることが期待されます。

http://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150122/20150122.html

error: Content is protected !!
上部へスクロール