独立行政法人防災科学技術研究所(理事長:岡田義光)は、実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)を活用した「学校施設における大空間建築物の実験研究プロジェクト」の一環として、世界最大規模の天井面積を持つ体育館を模擬した試験体の加振実験を平成26年1月及び2月に実施しました。1月は2011年東北地方太平洋沖地震時に多数の施設で発生した吊り天井の脱落被害の再現を、2月には、同年4月に施行された技術基準に従って脱落対策を施した天井の耐震余裕度の検証をそれぞれ行いました。
この実験により明らかにできた吊り天井脱落被害発生のメカニズムなど、得られた成果を報告するため、下記のように発表会を開催しますのでご案内します。