マクロファージの運命決定に関与する新たな生体システムの解明 [科学技術振興機構]

細胞はいつ、どうやって自分の運命を知るのでしょうか。従来の理解によると、様々なサイトカイン・成長因子が細胞の分化・運命を制御すると考えられてきました。

この度、大阪大学 免疫学フロンティア研究センターの西川 恵三 助教と石井 優 教授らの研究グループは、免疫に関するマクロファージ系細胞の1つで関節リウマチなどの慢性炎症で骨を破壊・吸収する破骨細胞への分化・運命決定が、サイトカインだけでなく、その細胞の置かれた環境(特に代謝状態)が細胞内のエピジェネティクス注)を調節することで巧妙に調節されるという、全く新しい概念を明らかにしました。

http://www.jst.go.jp/pr/announce/20150224/index.html

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