地上・衛星観測データが示す大気中二酸化炭素 [国立環境研究所]

 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平朝彦、以下「JAMSTEC」という)地球表層物質循環研究分野の近藤雅征特任技術主事と国立研究開発法人国立環境研究所(理事長 住明正、以下「NIES」という)地球環境研究センターの共同研究グループは、主要な温室効果ガス※1である大気二酸化炭素(以下、CO2と表記)の地球全域に渡る吸収排出量について、地上・衛星観測データを用いた、異なる2つの最新推定手法を相互的に比較・評価し、北半球中高緯度地域においては信頼のできる推定が可能になったことを明らかにしました。CO2吸収排出量について、これまで生態学、数理学を基盤にした数値モデルによる推定評価が行われてきましたが、このような観測データを用いた手法の評価は、世界で初の試みです。
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150717/20150717.html

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