「ちきゅう」の掘削孔を用いた長期孔内観測データ提供システムの公開を開始 [海洋研究開発機構]

国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という。)は、ホームページ上にて長期孔内観測データ提供システムの公開を開始しました。

長期孔内観測データは、東南海地震の想定震源域である紀伊半島沖熊野灘の海底下の掘削孔に設置した長期孔内観測システム(※1、図1)によって取得される歪、傾斜、温度、圧力、地震波等の観測データで、同海域において展開・運用している地震・津波観測監視システム(DONET)(※2)を通じてリアルタイムで受信しています。この地域は東南海地震の震源域(固着域)の浅部境界の真上に位置しており、超低周波地震と呼ばれる微小地震活動が観測されることから、長期孔内観測システムは将来の大地震・大津波の発生予測研究に対して重要なデータを提供出来る可能性があります。

http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20150717_2/

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