原子19個の白金粒子が最高の触媒活性を示す [科学技術振興機構]

東京工業大学 資源化学研究所の山元 公寿 教授と今岡 享稔 准教授らは、原子19個で構成される白金粒子(Pt19)が、現在の燃料電池に用いられている白金担持カーボン触媒の20倍もの触媒注1)活性を発揮することを発見した。山元教授らが開発した白金ナノ粒子の構成原子数を1原子単位で精密にコントロールして合成する技術を用い、少数の原子から構成される白金微粒子の酸素還元反応注2)(燃料電池の正極反応)に対する触媒活性を調査し、これまで見つかっていなかった最も高い活性を示す構造を突き止めた。

http://www.jst.go.jp/pr/announce/20150722-5/index.html

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