ソフトウェアの詳細な消費電力の見える化技術を開発 [富士通研究所]

株式会社富士通研究所(注1)(以下、富士通研究所)は、サーバに搭載したCPU上で、ソフトウェアの各処理で消費される電力を詳細に算出し、省電力プログラミングを実現する技術を開発しました。現在、Intel製CPU搭載サーバでは、電力制御機構によりCPU全体の消費電力は計測できますが、各CPUコア上で実行されるソフトウェア処理の消費電力は計測できず、ソフトウェアの観点で電力削減をすることが困難でした。

今回、CPUコアごとに採取可能なクロック数やキャッシュヒット率などの情報を活用して、プログラムのモジュール単位など詳細に消費電力を推定する技術を開発しました。

これにより、省電力プログラミングを効率化でき、サーバ全体の低消費電力化や余剰電力の活用によるプログラムの高性能化などに貢献できます。

http://pr.fujitsu.com/jp/news/2015/07/29.html

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