UWB測位システムを使い、物流倉庫作業を大幅に効率化 [NICT]

NICTと株式会社富士ロジテック(富士ロジテック、代表取締役社長: 鈴木 庸介)は、UWB(超広帯域無線: Ultra Wide Band)測位システムの物流倉庫における実証実験を共同で実施しました。NICTが開発した高精度のUWB屋内測位システムを富士ロジテックの物流倉庫に配置し、同倉庫内の全16台の作業ピッキングカートの動線可視化に成功しました。動線及びカートデータを基にピッキング経路を最適化することで、商品の平均ピッキング歩行時間が従前より50%削減でき、商品1個当たりのピッキング時間も従来の平均8.5秒から6.5秒へと2秒短縮しました。また、動線データに表れたピッキング通路での混雑等の状況を解明し、商品棚配置の最適化検討にも貢献しました。

http://www.nict.go.jp/press/2015/08/10-1.html

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