シチヨウシンカイヒバリガイ共生細菌に異なるエネルギー獲得様式を持つ亜集団を発見 [海洋研究開発機構]

国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」)海洋生物多様性研究分野の生田哲朗技術研究員および深海・地殻内生物圏研究分野の高木善弘主任技術研究員らの研究グループは、国立大学法人東京大学大気海洋研究所、沖縄県工業技術センター、一般社団法人 沖縄綜合科学研究所および公益財団法人 沖縄科学技術振興センターと共同で、伊豆小笠原海域の深海熱水に生息している、イガイ科二枚貝シチヨウシンカイヒバリガイ(図1)のエラ細胞内に共生している化学合成微生物(共生細菌)の全ゲノム解読を行い、1宿主個体に住む共生細菌は同一種からなる集団でありながら、エネルギーを獲得する能力の異なる複数の亜集団が存在することを発見しました。

http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20150929_2/

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