山岳トンネルの切羽前方の湧水データを高精度に計測する「スイリモ」を開発 [鹿島]

鹿島(社長:押味至一)は、長大トンネルにおいて有用な地質等の前方探査方法である超長尺コントロールボーリング調査において、これまでは把握が困難だった削孔先端部の湧水圧と口元湧水量(※)をボーリング削孔と同時に連続的に計測するシステム「スイリモ(水(すい)リサーチ・モニター)」(特許出願中)を開発しました。 これにより、切羽前方にある湧水区間の状況をこれまで以上に正確に把握でき、本掘削の前に適切な湧水対策工を検討・選択できるため、より安全に工事を行うことが可能となります。
 本システムを、大阪府で施工中の箕面トンネル西工事において削孔中の700mの超長尺ボーリングに適用し、湧水区間の状況を精度よく把握できることを確認しました。
http://www.kajima.co.jp/news/press/201511/24c1-j.htm

error: Content is protected !!
上部へスクロール