Kaspersky Labのグローバル調査分析チーム(Global Research and Analysis Team:GReAT)は、2016年のサイバー犯罪の傾向を次のように予測しています。(*1)
現在知られている形の標的型攻撃(Advanced Persistent Threat:APT)は2016年には姿を消し、より深い水面下での活動になることから、これまで以上に検知および攻撃者の痕跡を追うことが困難になります。APTの「脅威」(Threat)という要素は変わらないものの、「高度」(Advanced)と「執拗」(Persistent)の両要素がなくなります。また、初期投資を抑える目的で、既成のマルウェアの活用が増加傾向になると思われます。
http://www.kaspersky.co.jp/about/news/virus/2015/vir10122015